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November 2012


フィンランドのユニット The Dø が、ニッポンを大胆に取り入れながら描いた寓話世界への入り口「Slippery Slope」

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フィンランドのユニット The Dø が、ニッポンを大胆に取り入れながら描いた寓話世界への入り口「Slippery Slope」


© Copyright image courtesy of
Gregg Brehin

グループの名前に目が留ってYouTubeのボタンを押してみた、The Døの「Slippery Slope」。彼女たちのミュージック・ビデオにヤラレたのはかなり前になるが、今日久しぶりに見直す機会があり、そのセンスの良さと、完璧に構築された世界観にあらためて衝撃を受けた。

このThe Døというバンド名は、楽譜を読める人ならすぐ分かると思うが、ソルフェージュの音名「ハ」。つまりドレミの「ド」。アルファベットのOにスラッシュが入った「ø」という記号で表記され、発音記号は「ðə ‘døː」(Doughと同じ発音。)。楽譜に疎いとさっぱり分からない名前だろう。このバンドは、男女混合のユニットで女性ボーカルと多数の楽器を操る男性ミュージシャンともにフィンランド出身らしいが、フランスでお互いスタジオミュージシャンとして活動中に出会い2005年に結成。現在まで2つのアルバムと映画のサントラやEPをリリースしている。

いわゆるインディー・ポップにくくられるバンドだが、この曲「Slippery Slope」に耳を奪われたのがまず日本の楽器を大胆に取り入れている点。和太鼓や打楽器が休み無くリズムを刻み、尺八や笛の様なホーン音が所々に入ってくる。その音の上に乗るのが、Bjorkを想起させる「か細くも力強く、どこか幼児性を感じる発音」を持ったボーカルの歌声。絶妙のマッチングと言うか、ヨーロッパ人だからこそ上手く一つの曲にできたようにも感じる。我々日本人にはネイティブに響く和楽器の音に対してこの発想はなかなか出てこないのかもしれない。更に歌詞も注意して聞いてみると日本の童謡のような世界観が展開されている。まるで「かごめ、かごめ」の様な隠れた不気味さをも感じることができる。

耳を奪われた次には曲が持つ独特な世界を完全に再現した映像に目を捕われた。カメラ、ライティング、編集、振付け&ダンス、衣装、メイク、セット、小道具、その全てが見事に統一されており、昔の日本映画や舞台演劇の様な趣を作り上げている。五感の一つである聴覚を刺激するこの曲に合わせてもう一つの感覚である視覚の欲求を完璧に満たす映像美となっている。

最初にこのビデオを見た時は正直悔しかった。映像作家の端くれとして、また西洋文化圏に暮らす日本人として他のクリエーターがこういったアイディアを形にしている事に素晴らしいと賞賛するのと同時にその役目は俺たち日本人クリエーターが担わなくてはならないと感じる。最後に私意を少し挟んでしまったが、観るたびに刺激を受ける曲&映像なのは間違いないので皆さんにも一聴、一見をお勧めします。

人里離れた村で秘かに行われている祭」に招待される3分間。ヤミツキになって何度もYouTubeを再生すれば、無限に繰り返されるこの寓話の世界の捕われた住人になってしまうので注意!

実はこのThe Dø、2009年と今年2012年の二回、ロサンゼルスに来て、シルバーレイクの老舗ライブハウス「THE SATELLITE(元SPACELAND)」でショーをやっている(上記写真2枚目)。完全に両方逃した筆者だが、また次回LAに来る機会があれば是非足を運びたいところだ。

The Dø オフィシャルサイト
The Dø フェイスブックページ

walk walk walk me home, …

ロサンゼルス屈指の重犯罪多発地域・サウスセントラルを舞台にした全米NO.1の男気あふれる骨太ハードボイルド映画『エンド・オブ・ウォッチ』(END OF WATCH)

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ロサンゼルス屈指の重犯罪多発地域・サウスセントラルを舞台にした全米NO.1の男気あふれる骨太ハードボイルド映画『エンド・オブ・ウォッチ』(END OF WATCH)

©Copyright image courtesy of OPENROADFILM

1992年のLA暴動などでも有名なロサンゼルス屈指の重犯罪多発地域であるサウスセントラル地区をパトロールする二人の若手警官の日々を、ドキュメンタリー風に描いたリアリティ溢れるサスペンスアクション映画『END OF WATCH(エンド・オブ・ウォッチ)』

本作は、デンゼル・ワシントンが極悪なベテラン刑事を演じてアカデミー賞を獲得したあの『トレーニングデイ(TRAINING_DAY)』の脚本家デビッド・エアーの監督による作品で、主演はジェイク・ギレンホールマイケル・ペナタイトルとなっている「END_OF_WATCH」は、アメリカの警察組織内部で使われる隠語で、「パトロール中に殺された警官」を意味する。これが映画の中で何を意味するかは見てのお楽しみということでここでは触れないが、あらすじは下記の通り。

ロサンゼルス市警サウスセントラル地区管轄で、プライベートでも仲の良いパートナー同士のブライアンとマイクは、ある日ギャングメンバーの車から大量の銃器と多額のキャッシュを発見する。それがメキシコ人系の大型麻薬カルテル組織と繋がっていたことを知ると、将来刑事志望であるブライアンは、この件をさらに調査しようとマイクを説得する。

後日二人は、パトロール中に訪れた不審な家で、多数のメキシコ人とアジア人が拘束されているのを発見し、同麻薬カルテルが人身売買をしている証拠も掴むが、アメリカ合衆国連邦政府・国土安全保障省の直轄部隊であるICE (U.S. Immigration and Customs Enforcement)に調査を遮られる。ICEのエージェントは、二人が目をつけている麻薬カルテルが、彼らのような一介の警官たちの手に負えるような組織ではないとこと、さらに、二人が組織の報復を受ける危険があるため、これ以上深入りしないように「LAY LOW(大人しくしてろ)」と忠告する。

納得のいかないブライアンだったが、すでにカルテルから銃器やキャッシュを押収していた二人は、組織の暗殺対象者リストに入れられてしまい、命を狙われる…。

よくあるポリスストーリー映画と舐めてかかると痛い目を見る本作。そのえげつなさでは通常のハリウッド映画の域を超えていて、日本のホラー映画や、『チェイサー(2008年)』のような韓国クライムサスペンス映画の影響も見え隠れする。でも基本的には人気TVシリーズ『全米警察24時 コップス(COPS)』を見ているような感覚。サウスセントラルを巡回するパトカーに同乗して二人の警官のありふれた日常会話を聞きながら笑っていると、いきなり犯罪が発生して現場に急行。その度に出くわすありえない光景に度肝を抜かれる。そんなジェットコースター的な緊迫感を味わいながらストーリーは進んでいく。

『END OF WATCH(エンド・オブ・ウォッチ)』と同様に、ロサンゼルスのサウスセントラル地区を舞台にした映画といえば、代表的なものに「BOYS N

『WATTSTAX (ワッツタックス)』- 40年前に120,000人の黒人を集めてロサンゼルスで開催されたソウルミュージックの祭典

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『WATTSTAX (ワッツタックス)』- 40年前に120,000人の黒人を集めてロサンゼルスで開催されたソウルミュージックの祭典


オバマ再選が決まった今年2012年から遡ること47年前の1965年8月11日。黒人比率99%と言われたロサンゼルスのワッツ地区で、白人警官の横暴に対する大規模な暴動が発生し、鎮圧のために州軍までが出動、34人の死者と1032人の負傷者、3436人の逮捕者が出た。

そのワッツ暴動(WATTS_RIOT)から7周年となる1972年8月20日、アフリカンアメリカンにとって歴史的な音楽の祭典が、ワッツ地区にあるロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで開催された。

その名も「WATTSTAX(ワッツタックス)」

当時オーティス・レディングサム&デイヴらを抱えたソウルミュージックの雄「スタックスレコード」により開催され、「ブラック・ウッドストックウッドストックに対するアフロアメリカンのアンサー)」と冠されたこの祭典は、ロサンゼルスの黒人にひとりでも多く参加してもらうため、入場料はひとり$1ドルとされ、観客もスタッフも警備員も全て黒人という異例さ。収容人数90,000人のスタジアムはこの日、約120,000人の黒人観客で埋め尽くされた。

この祭典を収録したドキュメンタリー映画の本編では、オープニングタイトルに、ワッツ地区のシンボル、ワッツタワーが映し出される。舞台が70年代前半のロサンゼルスなだけに、全てがカラフルでファッショナブル。様々なファッションに身を包み、思い思いの表情で続々と集まる観客たちは、時に涙を浮かべながら「こんなにビューティフルな出来事はない」と口にしながら会場に向かう。

「市民権活動家」ジェシー・ジャクソンによる開会宣言では、ウィリアム・H・ボーダーズの詩「I Am – Somebody」が引用され、キム・ウェストンが黒人国歌「LIFT EVERY VOICE & SING」を熱唱すると、超満員のスタジアムの観衆が空に向かって拳を突き上げる。そこにあるのは音楽イベントに集まったアーティストと観客というよりも、アフリカンアメリカンというひとつの大家族の姿だ。

ステイプル・シンガーズ、ルーファス・トーマス、THE BAR-KAYS、ジョニー・テイラー、アイザック・ヘイズ、アルバート・キングらのアーティストによるパフォーマンスもさることながら、スタンド席の観客たちが、苦悩から解放されたような満面の笑顔で、自由気ままに踊る姿が印象的。

各アーティストのパフォーマンスの合間には、コメディアン、リチャード・プライヤーの幕あいとともに、当時のワッツ地区住人たちへのインタビューが挿入されている。カメラを前にしてさらに饒舌な彼らが、黒人差別に対する怒りを、時にジョークを交えて話したり、家族、恋愛、音楽、ファッションなど様々な日常生活についての本音を語る。その言葉のひとつひとつが力強くユーモアに溢れている。

リズムとソウル、ファッションとスタイル、笑いと涙に溢れる100分。黒人差別の歴史に対する革命と言っても決して大袈裟ではない音楽の祭典「WATTSTAX (ワッツタックス)」。40年の時を越えてこの「革命」に参加している気分を味わいながら、虐げられても屈することなく人を愛し、人生を楽しもうとする彼らのパワーや生き様を体感できる心地のいい時間を過ごせる。

1969年に開催され、白人を中心に40万人が集まった「本家」のウッドストック

最新ハリウッド映画予告編 20本 毎日更新 !!  ロサンゼルス在住者映画ファン必見

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最新ハリウッド映画予告編 20本 毎日更新 !! ロサンゼルス在住者映画ファン必見

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マリファナが遂に完全合法化!ビール同様の「オトナの嗜好品」に。

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マリファナが遂に完全合法化!ビール同様の「オトナの嗜好品」に。


ASSOCIATED PRESS

今日11月6日、オバマ大統領がめでたく(?)再選したわけですが、同時にアメリカ合衆国史上初となる大きな法案も通過しちゃいました。

アメリカ合衆国ではじめて、コロラド州とワシントン州でマリファナの使用が合法化し、マリファナの「RECREATIONAL_USE」つまり「気晴らし」「娯楽」「休養」目的での使用が許されることに。分かりやすく言えば、マリファナがアルコール類と同じ扱いになるわけですね。コロラドとワシントンのお父さんたちは、これからは「風呂上りのWEEDがたまらないよね、ぷはぁ~」という感じになります。

このコロラド法案は全米規模の議論を巻き起こしましたが、結果的には53vs47で可決。今後コロラドでは、21歳以上の大人は、個人的な使用目的なら、2オンスまでのマリファナ、または6本までのマリファナの苗の所有が許可される。コロラドはドラッグ目的の観光客にとってはまさに天国になるわけです。コロラド州は、これにより毎年400万ドル~2200万ドルの税収とライセンス料を見込んでおり、その税収を新たな学校の建設に当てるといってます。本当でしょうか? ジェイソン・ムラーズ学長の「マリファナ大学」の可能性も否定できません。一方ワシントン法案は、21歳以上の居住者に限り、マリファナの栽培、所有、販売までを合法化しました。


「マリファナ大学」への入学を勧めるジェイソン・ムラーズ学長(2008年)

ただし、どの州がマリファナを合法化しようと、アメリカ合衆国連邦法は引き続きマリファナを「違法ドラッグ」としています。これはどういうことかというと、FBI(Federal Bureau of Investigation)の世話にならない限り、州法が規定する範囲内でマリファナを楽しんでよいということ。

カリフォルニア州も2010年にマリファナを合法化する法案が話題になりましたが、結果的には廃案になりました。とはいっても、ロサンゼルスもどこにいってもマリファナの香りがぷんぷんしてます。

上記は本日既にアップデートされたばかりの、マリファナ法制状況世界地図(The Map of World Cannabis Laws)。青い国ではマリファナが吸えるようです。青は「合法もしくは原則的に合法(Legal/Essentially Legal)」、水色は「お目こぼし、免罪、処罰対象外(Decriminalized)」これで見ると、カリフォルニア州も「だいたい見逃してくれる風」なエリアに属しているようですね。みなさんはマリファナ、好きですか?

マリファナは好きですか?

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    ※ アメリカの法律がいくらゆるくなった所で、日本では違法。また、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、中華人民共和国では、大麻密輸の刑罰が死刑に至るケースもあるので気をつけてください。

    <関連記事>
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    アフリカの闘う歌姫・ナイジェリアからの使者 NNEKA(ネカ)in ハリウッド・ロサンゼルス

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    アフリカの闘う歌姫・ナイジェリアからの使者 NNEKA(ネカ)in ハリウッド・ロサンゼルス


    11月3日、ハリウッドのHOTELCAFEで行われた、ナイジェリア系ドイツ人のヒップホップ&ソウルシンガー・NNEKA(ネカ)のライブへ行って来た。1時間押しの開演となった会場は、ほぼブラックアメリカンで埋め尽くされ、満員状態。

    デビュー以来、そのルーツである母国ナイジェリアの政治腐敗と、明確な汎アフリカ主義(Pan-Africanism)を訴えてきたNNEKA(ネカ)は、ライブでも独特の緊張感を漂わせる。それは、彼女の歌に描かれる母国の惨状が、今現在も進行形で繰り返されていることと、その犠牲の上にアメリカ市民の生活があるという皮肉な現実によるものだろうか。

    アフリカ最大の人口とアフリカ第2位の石油埋蔵量を誇るナイジェリア。その潤沢な石油収入150億ドルのうち、100億ドルが使途不明と言われる政治腐敗には、私たちが日常的に利用する「シェル石油」( Shell Nigeria )などの大手石油会社が大きく関与していると言われ、ナイジェリアの内戦は激しさを増している。奇しくも、ライブが行われたこの日、11月3日にも、ナイジェリア北東部ボルノ州の町マイドゥグリで、政府の治安部隊によって30人以上の市民が不当に「処刑」される事件が発生した。

    NNEKA(ネカ)は、アメリカ人が知らない本当のアフリカ、アメリカ人が知りたくないアフリカの真実、逃げたくなるようなアフリカの現実を、目撃者の立場で伝えていきたいと語る。

    生で見るNNEAK(ネカ)は、エンターテイナーというよりは人道活動家に近い印象。虐げられた市民の使者として、自らが伝えるべきことを淡々と語り、訴えるような心の叫びを歌に乗せる。オーディエンスたちは、そんな彼女の中に、自分たちのルーツを求め、時に背筋を正すように、その歌声に聴き入る。

    そんな様子を見ていると、たびたび引き合いに出されるローリン・ヒルやエリカ・バドゥとは、明らかに異質なモノであることが分かる。それは、彼女の背景に、より切迫した現実的なアフリカの苦悩があるためだろう。彼女と母国が背負ってきた傷が深い分、その歌声は、世界を包み込むような優しさと暖かさに溢れている。と同時に、燃え盛る前の炎のように危うい。

    「自分がすること全てに愛を持って取り組め。愛を感じて取り組めないことは止めろ。」と語る彼女。音楽を通して、人権活動家としての自分が世の中に伝えたいことと、本来、批判対象である「アメリカ」に賞賛され、ショービジネスで成功するに従って見えてくる現実との狭間で揺れているようにも見えた。

    彼女の母国ナイジェリアでは、国民のほとんどが一日2ドル以下での生活を余儀なくされる圧制に苦しんでいるという。今年2012年1月1日、ナイジェリアの独裁者である第14代大統領であるグッドラック・ジョナサンが、石油の価格や輸送費がほぼ倍になる特別徴収税を課したことに対し、翌2日から市民の抵抗運動がはじまり、同日、16人がナイジェリア警察によって殺された。事件以降、今日に至るまで、ナイジェリア市民による「オキュパイ・ナイジェリア運動」は続いている。一方で、実はジョナサン大統領自身が、西側諸国のある勢力によって操られているともいわれている。さらに今日11月6日、中国最大の製油会社「SINOPEC」が、フランスの石油会社「トタル」から、ナイジェリアの石油鉱区権益を約24億ドルで取得した。

    世界中の大手石油会社と現地の独裁政権の癒着によって虐げられるナイジェリア市民。そのガソリンを使って日々生活するボクら。NNEAK(ネカ)は、アフリカの民族・部族の垣根を越えてアフリカの平和を実現するために、このオキュパイ・ナイジェリア運動を戦うと明言している。

    NNEAK(ネカ)とは…


    「THE UNCOMFORTABLE TRUTH」

    NNEAK(ネカ)は、ナイジェリア系ドイツ人のヒップホップ&ソウルシンガー。1980年ナイジェリアのデルタ州ワリ地区に生まれの彼女は、幼い頃から学校や教会で歌いはじめ、18歳になってドイツのハンブルグに移住すると、ハンブルグ大学で人類学専攻をしながら、シンガーとしてのキャリアをスタートする。

    2003年からハンブルグのプロデューサーであるDJ FARHOTのもとで活動をはじめ、2004年にハンブルグで行われたショーン・ポールのショーでオープニングアクトを務める。それが大きな反響を呼び、YO MAMAレコードよりEP盤「THE UNCOMFORTABLE TRUTH」を発表するに至る。

    2005年4月、パトリック・バート・ウィリアムズとともに、ドイツ、オーストリア、スイスでツアーを行う。同年秋には「VICTIM OF TRUTH」と題したファーストアルバムを発表。同作品は、ドイツをはじめ、イギリス、フランス、オランダ、ナイジェリアのほか、日本でも発売された。しかし、このアルバムは、イギリスサンデータイムズ紙に「犯罪的なほどに見落とされたアルバム」と評される。アルバムのリリース後は、パリやロンドンなどの様々な音楽フェスティバルでパフォーマンスを続け、フェミ・クティ(フェラ・クティの息子)、BILAL、SEEED、ナールズ・バークレイらのサポートもする。

    2008年2月、セカンドアルバム「NO LONGER AT EASE」を発表する。同アルバムに収録された作品のほとんどが政治的な内容で、彼女の故郷であるナイジェリアのデルタ州における石油開発による環境汚染、貧困問題や政治腐敗などを語ったもの。「NO LONGER …

    米国東海岸を襲う巨大ハリケーン「サンディ」とインターネットを襲う偽ハリケーン「フェイクサンディ」にご用心?

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    米国東海岸を襲う巨大ハリケーン「サンディ」とインターネットを襲う偽ハリケーン「フェイクサンディ」にご用心?

    ここ数日、カリブ海からアメリカ東海岸まで、ハリケーンサンディによる被害が拡大していますが、インターネット上では、ハリケーンサンディを装った偽サンディの画像も席巻中。日本だったら「不謹慎だ!」と大騒ぎになりそうですが、明らかなジョークから、過去のディザスター系映画からの引用、さらにはフォトショップによる絶妙な加工写真など様々。中には、フェイクだと知らずに、ユーザー達から心配するコメントが続々と書き込まれ続けているものも多数。というわけで、これまでにフェイクと判明している画像を一挙にご紹介。

    「え!?」って思われた方も多いでしょうが、まずは、こちら。そうです。フェイクです。その種明かしは最後にしますが、「自然の恐ろしさと美しさ」とまことしやかなコメントとともにアップされ、日本に住んでいる方にも一番出回っていると思われる一枚。実はフォトショップによるフェイクです。

    そして、デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホールらが好演した2004年の大ヒットディザスタームービーである映画『デイ・アフター・トゥモロー(The Day After Tomorrow)』からのワンシーン。この映画、地球が氷河期に突入する過程で、インドに大雪が降り、日本には大型の雹が降り、続いてロサンゼルスは超大型ハリケーンに、ニューヨークが超大型津波に襲われるという内容。上記以外にも、同映画からの引用フェイク画像は多数。他にも『インディペンデンスデイ』などからの流用も。


    上記2枚も、映画『デイ・アフター・トゥモロー(The Day After Tomorrow)』より

    こちらもツイッターで拡散されていますが、実は、2011年のマンハッタンで竜巻警報が出たときの写真(本物)。これはこれで十分恐ろしい光景ですが、サンディではありません。

    上記はジョージワシントンブリッジで、実在する本物の写真だけど、すでに2009年からゲッティイメージで販売されているもの。

    「ニューヨークの地下鉄構内を捜索するダイバー」としてツイッターで出回っている写真ですが、こちらもフォトショップによるフェイクと判明。

    上記は、SUPERFLEXによる2009年の映画『マクドナルド大洪水(Flooded McDonald’s)』からの画像。

    これは日曜日にソーシャルネットを席巻した、ちょっとセクシーな自由の女神です。
    自由の女神像ネタは多数。

    そしてこちらもまことしやかに拡大中の浸水した被災地を泳ぐホオジロザメの画像たち。実はアメリカでは、大きな災害が起きるたびに流れるお約束みたいなもの。こちらは2011年のハリケーンアイリーンのときに出回ったものが今回のサンディでもまた出回っているわけです。

    こちらもホオジロザメの背びれ。

    そして、こちら。ワシントンポストによると、ニュージャージー州に住むKevin P. McCartyさんがフェイスブックにアップしたもの。北米でまたたくまに広まった後に、中国のソーシャルネット「WEIBO」に、「これが中国だったらとっくにフカノヒレになってるぜ」というコメントとともにポストされたのだそうだ。

    こちらは、クウェートにある科学センター(the Scientific Centre)で、実際にサメの水槽が倒壊したときに広まった画像が再びサンディ画像として広まったもの。

    こちらも本物の写真。でも、2011年8月、55名の死傷者を出したハリケーンアイリーンがニューヨークに上陸したときのもの。場所はタイムズスクエア。

    こちらも本物の写真。でも2011年、熱帯性低気圧WASHIが、フィリピンのミンダナオ島を襲った時のもの。

    2003年にオーストラリアを襲ったサイクロン。…

    ハリウッドのハロウィーンパーティで発砲事件3人重傷、南カリフォルニア大学構内でも発砲事件4人が負傷1人重傷

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    ハリウッドのハロウィーンパーティで発砲事件3人重傷、南カリフォルニア大学構内でも発砲事件4人が負傷1人重傷

    10月31日夜10時過ぎ、ロサンゼルスのハリウッドブルーバードとハイランドアヴェニューの交差点近くで発砲事件が発生。17歳の少年が重傷を負い、14歳の少年が足を撃たれ、25歳の男性も打たれた。3人はともに近くの病院へ搬送された。現場にいた3人が手錠を掛けられて連行されたが、犯罪への関与の程度は不明。ハロウィーンを祝う人々でごった返していた現場は騒然となり、事態を収拾するために多数の警察官が動員された。襲撃の発生した原因などは調査中。また同日夜、ロサンゼルス中心部の南カリフォルニア大のキャンパスで開かれていたハロウィーンのパーティー会場でも発砲があり、4人が負傷した。うち1人が重傷。撃ったとみられる男ら2人が警察に逮捕された。