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June 2013


フランス発双子ダンサー「レ・ツインズ」が初の映像作品「LES TWINS x YAK FILMS “ONE SHOT” 」(ブルーレイ)を発売!!

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フランス発双子ダンサー「レ・ツインズ」が初の映像作品「LES TWINS x YAK FILMS “ONE SHOT” 」(ブルーレイ)を発売!!

今世界中が注目するフランス・パリ出身の双子ダンサー「レ・ツインズ」。昨年2012年に待望の初来日を実現し、JAPAN_DANCE_DELIGHT_VOL.19や、G-SHOCK_REAL_TOUGHNESS_JAPANにゲスト出演すると、日本のダンスファンを前にその圧倒的なパフォーマンスを披露し、会場を大興奮の渦に巻き込んだ。さらに日本テレビ系『スター☆ドラフト会議』にてテレビ出演を果たすと、一躍お茶の間でも人気を獲得。今年 2013年には再来日を果たし、日本初となるコラボTシャツをBEAMSからリリース。今月6月には、世界的に有名な写真家レスリー・キーとのフォトセッションを実現。さらに川崎市立下河原小学校や都内でのダンスワークショップを終えるとすぐさま渡米、ロサンゼルス入りした。


そして、ここロサンゼルスでは、本日6月28日のステイプルスセンターを皮切りにスタートするビヨンセ・ワールドツアー「THE MRS. CARTER SHOW」にて、メインダンサーとして登場する「レ・ツインズ」。6月25日にはベニスビーチにて、プロボクサーであるマニー・パッキャオのプロデュースで話題のフィリピン系若手シンガー ジャスミン・ヴィレガス(Jasmine Villegas)PV撮影に臨むなど、ここLAでも多忙を極めている。また7月3日にはサンフランシスコSFJAZZにてライブパフォーマンスを行う予定で、ツイッターなどを通じて情報を聞きつけた西海岸のレ・ツインズファンたちもすでに興奮状態だ。

レ・ツインズ初の映像作品「LES TWINS x YAK FILMS “ONE SHOT” 」7月24日に発売 そんなレ・ツインズが、今回2013年7月24日に、世界中のファン待望のレ・ツインズ初となる映像作品「LES TWINS x YAK
ロサンゼルス 10FWYで ブチギレ男による人種差別的ロードレイジ事件発生【動画あり】

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ロサンゼルス 10FWYで ブチギレ男による人種差別的ロードレイジ事件発生【動画あり】


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1993年にマイケル・ダグラス主演の『フォーリング・ダウン』という映画があった。平凡なバツイチの中年サラリーマンが、ある真夏の灼熱の日の朝、出勤中に渋滞に巻き込まれると、離婚や仕事などから来る日頃のストレスもあいまってイライラが募り、ついに男はブチ切れてその場に車を乗り捨てると、ロサンゼルスの街を舞台にとんでもない大暴走をはじめる… というものだ。

この映画の主人公の様に、車の運転中、渋滞や、他車の割り込み、追い越し、クラクションを鳴らされるなどを理由にいきなりキレてしまったり、その原因に対して暴力的な報復をするような行為を英語で「ロードレイジ」(ROAD RAGE)と呼ぶ。車社会ロサンゼルスを象徴する言葉のひとつだ。

そして先週6月21日金曜日午後5時30分頃、映画『フォーリングダウン』のマイケル・ダグラスを思わせるロードレイジ事件が発生した。

ロードレイジを起こしたのは、イリノイ州ナンバー「848-9553」90年代式のゴールドのインフィニティI30を運転する白人男性。被害者の男性オースティン・ホーさんは、偶然プリウスに搭載していたカメラでその一部始終を録画していたため、現在、この映像を証拠として、CHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトルール)が事件を捜査中。

白人男性は、10フリーウェイをダウンタウン方面に向かって運転中のホーさんの前方を走行中に、何度も不必要な急ブレーキをかけてはホーさんを威嚇し、斜め前方に車を停めると、運転席からホーさんの車のフロントガラスに向かってジュースの缶を投げつけた。さらに110フリーウェイに入ると、運転席から上半身を乗り出して、ホーさんに罵声を浴びせるなどの行為を繰り返し、最後は車から降りてホーさんのプリウスに近づくと、車体を叩いて再び罵声を浴びせて去っていった。

「どけやこのクソ野郎っ!!!」
“MOVE OVER YOU FUCKIN’ BITCH!!”

「なんなんだてめえ?おいこら!クソブタ野郎っ!!」
“WHAT THE FUCK YOU WANT? BOOM MOTHER FUCKER!!” 

ホーさんが、アジアンアメリカンであることに対する人種差別的発言も聞き取れる。もし、ホーさんが白人男性に対して何かをしたのであれば動画には記録されていないが、白人男性のインフィニティの車体を見る限り、左側のボディがかなり凹んでいるので、ホーさん以前にも同様の行為を繰り返していたことも推測される。


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ロサンゼルスのフリーウェイは先進国で最も過酷と言われていて、ロサンゼルス大地震の名残である路面のひび割れや凸凹も多いため、新車の耐久テストに使用されるほど路面が悪い。そのうえ、高速レーンでテキストをしながら走っている車や、通勤中に本や新聞を読みながら運転している車、ウインカーも出さずに斜線変更をする車、急な角度で割り込みや追い越しをする車、分岐点で迷って急ブレーキを踏んで車線変更する車、まるでゲーム感覚で無謀な運転をする車などはあとをたたない。さらに、土砂類を運搬するトラックから石が飛んできてフロントガラスが割れたり、路上に大きなマットレスやパンクした輸送トラックのタイヤが転がっていたり、野良犬が横断していたり、ホームレスが歩いていたり…日本の高速道路では考えられないような光景に出くわすことが多々ある。

モラルのかけらもあったもんじゃないロサンゼルスのフリーウェイですが、こんな面倒なことに巻き込まれるのはカンベンですよね。

<関連記事> ロサンゼルスの暴走族300台がフリーウェイを封鎖して違法プロポーズ

映画館超満員!大爆笑世紀末コメディ映画『THIS IS THE END』セス・ローゲン監督、ジェームズ・フランコ、リアーナ他出演

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映画館超満員!大爆笑世紀末コメディ映画『THIS IS THE END』セス・ローゲン監督、ジェームズ・フランコ、リアーナ他出演



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人気コメディ俳優セス・ローガン(『40歳の童貞男』『スーパーバッド 童貞ウォーズ』)が初監督し、出演者全員が本人名で登場する世紀末コメディ『THIS IS THE END』。主演に『スパイダーマン』『猿の惑星:創世記』『127時間』のジェームズ・フランコを迎え、共演には、『マネーボール』でアカデミー賞にノミネートされたジョナ・ヒルや、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、さらにカメオ出演には、歌手のリアーナをはじめ豪華な顔ぶれが名を連ねる。また、従来のコメディ映画では考えられない巨額の予算がCGに投じられ、度肝を抜かれるほど豪華な一大エンターテインメント作品に仕上がっている。

『スパイダーマン』シリーズなどで人気の俳優ジェームズ・フランコは、プライベートではコメディ俳優のセス・ローガンらと大の仲良し。ふたりの遊び仲間には、ほかに、ジェイ・バルチェル、ジョナ・ヒル、クレイグ・ロビンソン、ダニー・マクブライドらがいる。ある晩、ジェームズ・フランコがハリウッドに新しく建てたばかりの大豪邸で盛大なパーティーを開くと、いつもの仲間に加えて、歌手のリアーナや、女優のエマ・ワトソンをはじめ、ファッション業界、音楽業界からもセレブリティが集まって、パーティーは大盛り上がり。ところがその夜、前代未聞の大地震がロサンゼルスを襲い、死者が続出。都市機能が完全に停止し、火の海と化したロサンゼルスは、まさに世紀末状態…。生き残った6人は、限られた食料と水を頼みに、なんとかして生き延びるため、バリケードを張ったフランコ邸に立て篭もる。しかし、ひとつだけ残された『ミルキーウェイ』の取り合いから、6人の仲間割れがはじまる。そして彼らが争っているあいだ、フランコ邸の外では、得体の知れない地球外生命体がロサンゼルスを侵略していた…。

うわさが噂を呼び、公開前から注目されていた本作。筆者は、公開から一週間がたった土曜日の夜に見に行ったが、映画館は超満員。どういうわけか壁沿いにたくさんの立ち見客が並ぶほど。あの『ハングオーバー3』が完全に食ってしまったような勢いの『THIS IS THE END』だが、リピーターが多いのも納得な見どころ満載の楽しい作品。超オススメです。

個人的には三池崇監督による日本版リメイクも見たいところ。『THIS IS THE END』を、日本の芸能界に置き換えてみると、こんな感じか。

SMAPの稲垣吾郎は、プライベートではアンタッチャブル山崎と大の仲良し。ふたりの遊び仲間には、ほかに、有吉広行、極楽とんぼの山本、ボビー・オロゴン、寺島進がいる。ある晩、吾郎ちゃんが麻布に新しく建てたばかりの大豪邸で盛大なパーティーを開くと、いつもの仲間に加えて、安室奈美恵や、堀北真希をはじめ、芸能界、ファッション業界、音楽業界から有名人が集まって、パーティーは大盛り上がり。ところがその夜、前代未聞の大地震が東京を襲い、死者が続出。都市機能が完全に停止し、火の海と化した東京は、まさに世紀末状態…。生き残った6人は、限られた食料と水を頼みに、なんとかして生き延びるため、バリケードを張った吾郎邸に立て篭もる。しかし、ひとつだけ残された『コアラのマーチ』の取り合いから、6人の仲間割れがはじまる。そして彼らが争っているあいだ、吾郎邸の外では、得体の知れない地球外生命体が東京を侵略していた…。…

いつ遭難してもOK!ナイフや栓抜きからヒゲ用ブラシまで収納されたハンドメイドの男性用リング

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いつ遭難してもOK!ナイフや栓抜きからヒゲ用ブラシまで収納されたハンドメイドの男性用リング

今回ご紹介するのは、ハンドメイド製品の売買で爆発的な人気のサイト『ETSY』に出品され、現在、ネット上でバイラル的に広まっている噂の逸品。

ハメ心地もよく、スマートなルックスの中に、高機能な実用的ツール5点を内臓したメンズユーティリティリング。パーティー時に便利なビール用栓抜きをはじめ、パッキングテープや釣り糸などを切断するのに最適な通常用ナイフや、ナイロンストラップや電気製品のプラスティックパッケージなどのより硬いものに適した鋸歯状ナイフ、さらにプラスティックや木製品用のノコギリ、そして小さいながらも、髪の毛やヒゲを整えるのにぴったりのブラシまでが収納されていて、小さいながらも驚くほどに実用的。

カスタムメイドの本商品は、大量生産されるジョークグッズ的なオモチャとは一線を画し、あなたのサイズに合わせて熟練の職人が何時間もかけ、一点一点丁寧に作る芸術品。素材は丈夫な航空機構造用チタン合金で幅は9mm。内側に文字を彫ることも可能。価格は$385ドル(=37,645円)。

このリングの凄いところは、例え、いつどこで遭難し、万が一、全裸で目が覚めたとしても、指にハメたこのリングとビールケースさえあれば、数週間はサバイバル出来そうな野生感。限りなく男心をくすぐるセクシーなアイテム。女から男へのプレゼントにも最適。

The Man Ring: Titanium Utility Ring

QUIK – ロサンゼルスダウンタウン & イーストサイドロサンゼルスを滑走するオースティン・ジレットを撮ったスケボー動画

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QUIK – ロサンゼルスダウンタウン & イーストサイドロサンゼルスを滑走するオースティン・ジレットを撮ったスケボー動画






© Copyright image courtesy of
THE BERRICK

QUICKSILVER(クイックシルバー)に所属するプロスケートライダーのオースティン・ジレット(Austyn Gillette)が、「The Berrics(ザ・ベリック)」 と組んでイースト・ロサンゼルスの日常を疾走する。トヨタのミニバンから撮影されたオースティンのスケートボーディングのスピード感とテクニックの数々を、ありふれたロサンゼルスダウンタウンやイーストサイドの街並みの中で撮影した印象的な作品。サンタモニカやビバリーヒルズやハリウッドなどの見慣れたロサンゼルスとはひと味もふた味も違うLAのリアリティ溢れる風景を、ジレットのスケートが駆け抜ける。

Production Company | The Berrics
Director | Colin Kennedy
Director of Photography | Marc Ritzema
Skateboarder | Austyn Gillette
Agency | The Berrics
Editor | …

『ソプラノズ』映画史上最強最狂のマフィア俳優、ジェームズ・ガンドルフィーニ急死

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『ソプラノズ』映画史上最強最狂のマフィア俳優、ジェームズ・ガンドルフィーニ急死

©GDCGRAPHICS/FLICKR

トニー・スコット監督、クエンティン・タランティーノ脚本の映画『トゥルーロマンス』で、ジャンキー役のブラッド・ピットを震え上がらせ、ヒロインで娼婦役のパトリシア・アークエットが血まみれになるまで、殴る蹴るの暴行を加えた末、逆にコークスクリューで刺され、ショットガンで撃たれて撲殺される…という、あのあまりにも衝撃的過ぎたのマフィア役を演じ、一躍注目を浴びた俳優ジェームズ・ガンドルフィーニ(51歳)。

その後、HBOテレビシリーズ『ザ・ソプラノズ』で、ストレス社会に生きる現代のイタリア系マフィアのボス、トニー・ソプラノ役を好演し、エミー賞主演男優賞を3度に渡って受賞し、最近では『KILLING THEM SOFTRY』のミッキー役、『ゼロダークサーティー』のレオン役などが記憶に新しい。

映画史上もっとも威圧感がった最強最狂のマフィア俳優ガンドルフィーニ。私生活も無敵と思われた彼だったが、本日2013年6月19日、イタリアのシチリアで開催される第59回タオルミーナ映画祭に出席するために現地入りしていたローマで休暇を楽しんでいたところ、心臓発作で急死した。

『ザ・ソプラノズ』でマフィアのボスを演じて以降、私生活も区別がつかなくなるくらいにマフィアのような素行をするようになったと批判を浴びた時期もあったが、下記の動画リストの最後に挙げた、ファンの犬を抱いてあやしている姿などを見ると、実際のガンドルフィーノはとても優しそうだ。また彼の出世作である映画『トゥルーロマンス』と言えば、昨年の8月に監督のトニー・スコットが自殺してこの世を去ったばかりだが、同じ映画からまたひとり素晴らしい才能がこの世を去ってしまった。

RIP トニー・ソプラノ



死後40周年記念ブルース・リー像、資金がなくて明日撤去&無期限監禁 – チャイナタウン in ロサンゼルス

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死後40周年記念ブルース・リー像、資金がなくて明日撤去&無期限監禁 – チャイナタウン in ロサンゼルス


「無期限監禁?ちょっと待ってくれよ…。」

去る6月17日に初登場し、明日6月20日に撤去される予定のブルース・リー像

「みんな、待ってくれよ…助けてくれよ。」©PHOTO JAPALA

『死亡遊戯』『燃えよドラゴン』『ドラゴンへの道』で知られるカンフー映画界の神であり、截拳道(ジークンドー)の創始者としても知られるハリウッドの伝説ブルース・リー。香港の映画俳優とも見られがちなブルース・リーだが、実はれっきとしたアメリカ人であり、ロサンゼルスとは切っても切れない縁があるのだ。

彼は、1940年にサンフランシスコに生まれ、幼少期を香港で過ごしたが、1960年代からは、活動の拠点をロサンゼルスのチャイナタウンに置き、俳優としてのキャリアをスタート。同時にジークンドーの道場も開き、毎日チャイナタウン周辺をジョギングしたり、ALPINE RECREATION CENTERでトレーニングをしていたという。弟子には、現ジークンドー最高師範であるダン・イノサントのほかに、ハリウッドの名優ジェームズ・コバーンやスティーブ・マックイーンらがいた。

今年2013年は、そのブルース・リーの死後40周年にあたる。またリーの本拠地であったロサンゼルス・チャイナタウンは設立75周年となるため、先日6月15日、チャイナタウンのセントラルプラザで、ファンの間で長年の噂になっていたブルース・リーの銅像が初お披露目された。

全長7フィート(213cm)の巨大なブルース・リー像は、ブルース・リー基金(BRUCE LEE FOUNDATION)の5年間にも渡る尽力の末、今回アメリカ大陸初のお披露目となった。しかし、残念ながらまだ単なる「お披露目」でしかないため、現在、地面の上に置かれ、柵で囲われているだけの状態で、はやくも明日6月20日には撤去され、同プラザへの設置資金が集まるまで倉庫に保管される予定だ。そのため、現時点では、重量されクリアすれば誰でも盗むことが出来ると話題になっている。

このブルース・リー像を永久的にセントラルプラザに設置するには、工事費としてさらに$150,000ドル(1426万円)が必要となるが、資金が全然足りていないようで、現在一般から募集している。ちょっと悲しいブルース・リー像だが、果たしてロサンゼルスの新たな観光名物になるのだろうか。

この記事を読んで今週末に見に行こうと思っても、もう手遅れ。今は「まぼろしのブルース・リー像」なのだ。それにしても、このブルース・リー像だけど、「頼む、ちょっと待ってくれ…」と命乞いをしているようでやっぱり切ない。

そして、日本時間で二日後の6月22日、日本では、ブルース・リーの軌跡を斬新な手法で映し出すドキュメンタリー映画『アイ・アム・ブルース・リー』が公開される。アメリカのSPIKE TVで最高視聴率を獲得したドキュメンタリー番組を映画化したもので、NBAのスーパースター、コービー・ブライアントや、俳優のミッキー・ローク、総合格闘技UFC代表のデイナ・ホワイトら、ブルース・リーに影響を受けた各界著名人の証言を収録。

近日公開予定の『アイ・アム・ブルース・リー』予告編  
監督: ピート・マコーマック キャスト:ブルース・リー、コービー・ブライアント、ミッキー・ローク 他

<関連リンク>
1st Ever Statue of Bruce

日本人映画監督サキノジュンヤ in ロサンゼルスの大好評長編デビュー作『SAKE-BOMB』にジャパラ専属ライターが、涙を流す!?

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日本人映画監督サキノジュンヤ in ロサンゼルスの大好評長編デビュー作『SAKE-BOMB』にジャパラ専属ライターが、涙を流す!?

前回のMによる『SAKE-BOMB』紹介記事の掲載に先立ち、弊誌「ジャパラ」は、サキノジュンヤ監督に直接お会いしてインタビューをさせていただき、監督ご本人からもお話を聞かせていただきました。

直接インタビューをしたのは、監督とも面識があり、すでに映画を見ていたMですが、今回記事を書かせていただくのは、インタビューを横で見守っていたわたくし筆者K。

インタビューでは、映画『SAKE-BOMB』を撮るにいたった背景から、本作で伝えたかったことまで 、Mの質問に丁寧に答えてくださったサキノジュンヤ監督。その人柄に、職人的な芯の強さと、本作で監督とプロデューサーを兼任されたリーダーとしての懐の深さを感じました。

アジア人だらけの映画より、セクシーなブロンド女優だらけの映画がみたい でも、正直に言うと、ボク自身は、Mから話を聞くまで『SAKE-BOMB』という映画を知らなかったし、聞いたところであまり興味も沸かなかった。

なぜなら、主演の濱田岳という俳優は、日本では映画やドラマからCMまでひっぱりだこのようですが、残念ながらボクは見たことも聞いたこともなかったし、共演のユージン…キム…?も、誰ですか?という状態。

ホンネを言えば、顔も名前も知らないアジア人俳優ばかりが出る映画を見るなら、もっとアメリカンで、ハリウッドで、セクシーなブロンド女優たちがたくさん登場する『MACHETE KILLS』みたいな映画を見たいと思った。

それに、「SAKE BOMB」と名づけられたあの行為。つまり熱燗の日本酒が入ったお猪口を、爆弾(…もしかしたら原爆なのか!?)に見立てて、ビールが半分程度注がれたジョッキに落とし、(…キノコ雲の様に!?)泡立ったところを一気に飲む…という、あのいかにもアメリカ的な習慣自体をどうにも好きになれなかった。「神聖な日本酒をなんだと思っているんだ?」「日本の文化と歴史を冒涜しているじゃないか!」と…。


© 2013 pictures dept. / Sake Bomb Films, LLC

でも、この感覚…つまりアメリカで生活することを選択しているのに、ありのままのアメリカを受け入れないまま、日本人であることに(…もしかしたら少し歪んでいるかもしれない)プライドを持っている。そして日本人でありながら、アジアンアメリカンの文化に対しては妙な偏見を抱き、よりアメリカ的な文化をクールだと思っている…。

そんなある種、自己崩壊的な矛盾したアイデンティティのようなものが、実は『SAKE-BOMB』という映画が生み出されるバックグラウンドのひとつになっている…。そして、監督へのインタビューを通じて、ボクの『SAKE-BOMB』という映画への印象はガラッと変わることになる。

「おバカそうなメリケン金髪巨乳お姉ちゃんばかりでているハリウッド映画なんて見ている場合じゃない。なんとかして『SAKE-BOMB』を見たい…。」

そう思っていたところに、監督から「Kさんも一度ぜひ見てみてください」というメッセージとともに関係者用の本編映像が送られてきた。

映画『SAKE-BOMB』いざ鑑賞!! こんなに色々な前置きがあった状態で映画を見ることはなかなかないのだけれど、いざ映画がはじまると、Mの記事も、インタビューのことも、スーッと忘れるほど、美しく懐かしい日本の田舎の風景が映し出され、冒頭から、自然と映画に惹き込まれている自分がいた。

まだ日本にいた頃に、NHKの朝の『連続テレビ小説』の第一話を見始めたときのような、あの懐かしい感覚。今回の主人公は、ヒロインは、どんな役者さんで、これはどんな作品になるんだろう?と期待しながら見るあの感じ。…

タコスとビリア・デ・レスが美味いメキシコ料理屋『タコス・エル・コンピータ』in ロサンゼルス – Tacos El Compita in Mid City

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タコスとビリア・デ・レスが美味いメキシコ料理屋『タコス・エル・コンピータ』in ロサンゼルス – Tacos El Compita in Mid City

ロサンゼルスの地元料理と言えばメキシコ料理。そう言ってもいいくらい店の数が多過ぎて、日本からの観光客やLA生活初心者には逆に難しいジャンルのような気もします。でもタコベルデル・タコのようなチェーン店にいっただけでメキシコ料理を判断するのはもったいないので、もしチェーン店に行くならオススメなのはセニョールフィッシュ。レストランならとりあえずは映画やドラマの撮影にもよく使われる老舗ドン・アントニオス。あのキンキンに冷えたマルガリータをあおりながら肉料理を喰らうのも楽しいです。でもロサンゼルスなら、やっぱり、街中に無数にあるしみったれた店構えのメキシコ料理店の中から自分だけのお気に入りを探すのがL.A.流メキシコ料理の楽しみ方ではないでしょうか。

というわけで、今回ご紹介するのはボクのお気に入りのお店のひとつ「タコス・エル・コンピータ」(TACOS EL COMPITA)。わざわざ遠方から通うような店ではありませんが、この近辺では人気のお店なので、近くに来る機会がある方は行く価値ありかも。何がって、タコス(上写真)やカルネ・アサダなどはもちろん旨いんですけど、この店は「ビリア・デ・レス」を出しているんです。ビリア・デ・レスは、メキシコ第二の都市グアダラハラのハリスコ地方の定番家庭料理で、ヤギ肉やラム等の肉を、タマネギや唐辛子で長時間煮込んだもの。 見た目はそんなに良くないけど、うまいです。牛スジ煮込み、ラムシチューみたいな感じでしょうか。シラントロと生タマネギなどを載せてトルティーヤで巻いて食べるか、大量の生タマネギとシラントロを全部ブッ込んで、ビッとライムを搾って、そのままスープやシチューのようにいただきます。

店内は厨房の壁や床までキレイに掃除している感じで清潔感があります。そして店員さんも「作業してる写真撮っていい?」って聞いたらニコッと快諾、感じもいいです。もうひとりの店員さんもイカついけど、応対は丁寧。

で。上の写真からも何となく分かる通り、決して治安が非常にいいエリア…というわけではありません。(これでも)リニューアルしたばかりの黄色い看板にタグがスプレーされているし、窓には鉄格子がある。観光客だとちょっとビビッてしまうかもしれません。でも、店のすぐ裏には小学校があって、子供たちもたくさん歩いているし、アイスクリームのバンに子供だけで並んでいるのも見かける。そもそも、ここまで来れるような観光客ならまず大丈夫。店の前のバス停にいる子供たちに話しかけると、写真を撮ってとねだられたので一枚。

よく観光ガイドなんかでロサンゼルスは治安が悪いっていうけど、本当にヤバイところはそんなにない。そういう意味では、ここは安心なエリア。ちなみに、この店はフードトラック(移動レストラン)も持っていて周辺を出回っていることもあるので、「TACOS EL COMPITA」の名前 ( COMPITAは、COMPETE=競争なので、タコス運動会的な? ) のトラックを見たら是非お試しを。

Tacos El Compita
4477 W Pico Blvd
Los Angeles, CA 90019
Mon 9 …

アフロビートの後継者フェミ・クティ衝撃の新作 – FEMI KUTI | THE WORLD IS CHANGING.

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アフロビートの後継者フェミ・クティ衝撃の新作 – FEMI KUTI | THE WORLD IS CHANGING.


©
FEMI KUTI

「世界はどんどん変わっている」「今日、世界で何が起きているかを考えたとき、貧困が世界を支配していることに気付くだろう」「多くのひとびとが痛みを感じている」「多くの人たちが貧困に苦しんでいる」「ソマリアで、ハイチで起きていることを考えてごらん。誰も否定できないよ。」「世界中でツナミが起きているよ。フィリピン、地理、中国、パキスタン、日本…」「いまようやくリッチな人たちも貧しさに泣いているけど、プアーなひとたちは貧しさのために死んでいるんだ。」「もうこれ以上は受け入れられないんだ」

2013年5月。2年半ぶりに7枚目となるアルバム『NO PLACE FOR MY DREAM』をリリースしたフェミ・クティ。今回ご紹介するのは、そのアルバムの中から新曲『THE WORLD IS CHANGING』。本作は、世界の貧困に苦しむひとびとに焦点を当てた社会的メッセージをバックグラウンドにしたダンサブルなナンバーとなっているが、その演奏は圧巻。フェミ・クティビートここにありというサウンドに乗せて、フェミのボーカルが熱いメッセージを世界へ向けて発信する。さらに、その辛辣なメッセージを、ポップなビジュアルで見せるPVのクオリティも非常に高く、何回でも見たくなってしまう。

フェミ・クティはこの曲の中で、日本のツナミについても言及している。普段なにげなく暮らしているボクらには、遠い国の貧困や紛争なんて無関係なようだが、ボクらが住む場所を地球規模で考えたとき、住人の半分以上が日々貧困に苦しんでいることに気付く。日本人にとって、そういう問題が他人事ではないと気付かされたのが、2011年3月11日の東北大震災なのかもしれない。

<フェミ・クティ> ナイジェリア出身のミュージシャン。アフロビートの創始者として世界的に有名なフェラ・クティの息子であり、父フェラ・クティと同様に、ナイジェリアの政治的・社会的問題に強い関心を示す。日本では1999年のフジロック・フェスティバルに初出演。2001年にアルバム「FIGHT TO WIN」で、コモン、モス・デフ、マニー・マーク、ジャグアー・ライトなどのアメリカのミュージシャンと共演。

<関連ページ>
FEMI KUTI オフィシャルウェブサイト
アフリカの闘う歌姫・ナイジェリアからの使者 NNEKA(ネカ)in ハリウッド・ロサンゼルス

日本人映画監督サキノジュンヤ in ロサンゼルスの大好評長編デビュー作『SAKE-BOMB』をジャパラ専属ライターが、ブッた斬る!!

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日本人映画監督サキノジュンヤ in ロサンゼルスの大好評長編デビュー作『SAKE-BOMB』をジャパラ専属ライターが、ブッた斬る!!

アジアとオセアニア映画に特化した映画祭LA ASIAN PACIFIC FILMFEST 2013は、過去にも多くの日本映画や制作者たちをアメリカの観客に紹介してきたが、今回ここロサンゼルスで活動する日本人映画監督サキノ・ジュンヤ氏の長編デビュー作『SAKE-BOMB』が、DIRECTOR GUILD OF AMERICAでプレミア上映されたので筆者が劇場へ足を運んできた。

本作は、主演映画『みなさん、さようなら』TBS系の主演ドラマ『終電バイバイ』などで高い評価を得ている実力派俳優・濱田岳が演じる創業300年の酒蔵で働く日本人青年と、アメリカでYOUTUBEスターを目指して自らの出演するインターネット配信番組の制作に精を出す日系アメリカ人の2人が主人公。バディーものロードムービーを合わせた構図で、所々に心温まるエピソードや切ない失恋話などの要素も含んだコメディ映画だ。

日本人であるサキノジュンヤ監督が数年間かけて練りあげた構想を、旧知の仲である日系アメリカ人の脚本家ジェフ・ミズシマ氏と共に仕上げたストーリーは、当人たちの境遇やアメリカ社会での立ち位置とシンクロしているようでとても興味深い。アジア人に対するステレオタイプ、いわゆる「優等生」的であったり「大人しく」見られたりする事へのもどかしさや苛立ちを表現し、そのコミュニティーやカルチャーも誇張や歪曲されず、ありのまま描写されている点で好感が持てる作品に仕上がっている。今年の世界最先端のクリエイティブの祭典『SXSW – サウス・バイ・サウス・ウエスト』の上映でも観客から熱い支持を得たというのも納得。

映画『SAKE-BOMB』
監督 : サキノジュンヤ 脚本 : ジェフ・ミズシマ
キャスト …

オレスカバンド in ロサンゼルス – ORESKA BAND from JAPAN in LOS ANGELES

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オレスカバンド in ロサンゼルス – ORESKA BAND from JAPAN in LOS ANGELES








オレスカバンドは、2003年に大阪府堺市堺市立月州中学校の中学3年生の同級生がブラスバンドを中心に結成、2006年2月にソニーミュージックとメジャー契約をして同年7月に「俺」でメジャーデビューを果たした女性6人組のスカポップバンド。

日本国内でフジロックフェスティバル等への出演を経て、2007年、アメリカ・テキサス州オースティンで開催される世界最先端のクリエイティブの祭典『SXSW – サウス・バイ・サウス・ウエスト』を皮切りに初のツアー「We Are Oreskaband TOUR ’07」を開催。同年7月に全米デビューアルバム『ORESKABAND』をリリースし、『WARPED TOUR ’07』のカリフォルニア公演に出演。その後も再度『SXSW – サウス・バイ・サウス・ウエスト』に出演を果たすなど、アメリカ国内での人気を不動のものにした。

結成10周年となる今年2013年2月27日にリリースされたニューアルバム『HOT NUMBER』の発売に合わせて、日本全国ツアーを開催。その後、6月5日のロサンゼルス公演のため渡米。5年ぶりにもかかわらず、THE ROXY THEATREでのショーはチケットを完売させ、大成功を納めた。そして、今回急遽アンコールライブが開催されることになったという連絡を受け、ジャパラも駆け付けて来ました。

会場となったのはFULLERTONにあるTHE SLIDEBAR。2日前にフェイスブックとツイッターのみでアナウンスされたにもかかわらず、会場はアメリカ人ファンで満員状態。バンドの登場からハヤミのMCで、観客のボルテージは一気にあがり、爆発的なオレスカパワー全開ライブが始まる。5年ぶりにバンドを前にするファンのテンションも高く、途中、それに答えるように、ハヤミやとみがステージから降りて、観客が埋め尽くすフロアのど真ん中でパフォーマンスを見せるなど、終始熱気に包まれたライブとなった。5年ぶりとなった今回のLAライブは、アンコール後も歓声が鳴り止まない盛り上がりを見せ、オレスカバンドの存在感を再びここアメリカに見せ付ける見事な内容だった。今後のオレスカの活躍にさらなる期待が高まる。

ORESKABAND OFFICIAL WEBSITE @ SONY MUSIC



1980年代にロサンゼルスを恐怖に陥れた「ナイトストーカー」「峡谷の侵入者」リチャード・ラミレズが死去

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1980年代にロサンゼルスを恐怖に陥れた「ナイトストーカー」「峡谷の侵入者」リチャード・ラミレズが死去

© TonyBarnard

© LennoxMcLendon(AssociatedPress) / LAPD

1980年代半ばに南カリフォルニア各地でロサンゼルスを恐怖のどん底に陥れ、「ナイトストーカー」「峡谷の侵入者」などと呼ばれたリチャード・ラミレズ(53歳)が、死刑執行を待たずして、今朝、2013年6月7日、マーティン総合病院(Martin General Hospital)で死去した。

リチャード・ラミレズについては、ジャパラでも以前、「謎の変死を遂げたエリザベス・ラムさん事件とロサンゼルス・ダウンタウン「セシルホテル」の血塗られた黒い歴史」で取り上げているアメリカ史上初かつ史上最悪の連続さつ人犯だ。

ラミレズは、1984年から1985年にかけて、ロサンゼルス郊外を舞台に、無差別に民家を襲撃し、暴行、レイ○、拷問、強盗、さつ害を繰り返した、13人をさつ害。30件のさつ人未遂などを含めた被害者数はさらに多くなる。被害者には子供も含まれてた。その手口は残虐を極め、手足を手錠などで拘束して「悪魔万歳 ( Heil Satan ) 」と叫ばせながらレイ○したり、被害者をめった刺しにしたり、頭部に複数発の銃弾を撃ち込んだり、8歳の少年や60~70代の女性までレイ○・さつ害している。また遺体の中には、喉を切られたり、目玉が繰り抜かれていたり、焼かれていたものもあった。また被害者にアジア人も多く、日系人のデイル・オカザキさん(当時34歳)も含まれてる。この年の夏は猛暑だったにもかかわらず、ロサンゼルスの全住民が震え上がり、ドアも窓も締め切って過ごしたという。またラミレズからの護身のために銃の売り上げが飛躍的に延びたとも言われている。

1960年2月29日生まれのラミレズは、9歳から万引き・窃盗を繰り返し、14歳からマリファナを吸引しはじめ、常にひとりで行動していたという。高校でヘヴィメタルに傾倒し、悪魔関連の書物を読み漁る。1982年から1983年にサンフランシスコの女友達の家出過ごし、ロサンゼルスに戻るも、ホームレスのため、スキッドロウエリアで過ごした。コカイン、マリファナ等のドラッグを常用、コーラやジャンクフードを常食、ナイフや銃に異常なほどの興味を示し、自らを悪魔崇拝者と標榜していた。

最初のさつ人は、ロサンゼルス郡刑務所を釈放されて間もない1984年6月28日。イーグル・ロックのアパートへ押し入り、79歳の女性をめった義理にしてさつ害。遺体はひどい損傷状態で、首が皮一枚で繋がっている状態だったという。その後、8月24日までの約2ヶ月間で13人を惨さつ。FBIは、200人を超える捜査員を捜査にあたった。

1985年8月31日、自身が指名手配されていることを知らなかったラミレズがコンビニエンスストアに入ると、周囲の人間が自分を見ていることに気付いた。ラミレズが、レジにあった地元紙の全てに自分の顔写真が掲載されているのを見つけた瞬間、客の女性が「さつ人犯よ!」と叫んだため、彼はパニックを起こして逃げ出した。その頃、同じヒスパニック系であることから差別などを受け、怒りにふるえてさつ気立っていたヒスパニック系住民らは、街中を走り回ってラミレズを追い立てて身柄を押さえた。最終的に、住民からリンチ寸前になって、命乞いをしていたラミレズを、警察が逮捕した。

ラミレズは、裁判で死刑判決が下されると、高笑いしながら「ディズニーランドで会おう!」と叫んだという。ディズニーランドは、「デス・イン・ランド(DEATH IN LAND)」を意味する刑務所のスラング。その後ラミレズは、1996年に、彼の熱狂的なファンであり、獄中のラミレズに1985年から10年にわたって75通の手紙を送っていたフリーライターの女性ドリーン・リオイと獄中結婚し、サン・クエンティン州立刑務所内で結婚式をあげている。

そんなアメリカ史上初史上最悪と言われた連続さつ人鬼リチャード・ラミレズが今朝、遂にこの世を去り、やっとあの忌まわしい悪夢のような事件が終わったと安堵するロサンゼルス在住者の声が聞かれている。

※下記リンク先のドキュメンタリー番組では、ラミレスの幼少期の友人らのインタビューもあり、彼が実際にどんな人間だったのかを取材していますが、さつ害現場写真等も含まれるため、閲覧には十分ご注意ください。

「キラードキュメンタリー – リチャード・ラミレズ – 生まれながらのさつ人者だったのか?」( Killer Documentary – Richard Ramirez – Born

世界中のカルト映画ファンが注目する人気日本人映画俳優 北村昭博 x ジャパラマガジン インタビュー in ロサンゼルス

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世界中のカルト映画ファンが注目する人気日本人映画俳優 北村昭博 x ジャパラマガジン インタビュー in ロサンゼルス

今回、ジャパラでは、6月8日(土)から公開される映画『クソすばらしいこの世界』に出演しているロサンゼルス在住の日本人俳優・北村昭博さんに独占取材を敢行。現在、ハリウッドの「超話題作」の撮影真っ只中の彼に、忙しいスケジュールの合間を縫って約2時間にもわたるインタビューをさせていただいたので、弊誌ジャパラが見た役者・北村昭博を総括レポートさせていただきます。インタビューx撮影場所となったのは、今年ソーテルにオープンしたばかりのオシャレなアンティーク家具屋『OKI-YA』さん。

ハリウッドを拠点に活躍する日本人俳優 北村昭博とは…

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日本人俳優・北村昭博。高知県の土佐塾高等学校を卒業後、単身アメリカに渡り、ノースカロライナ州を経てロサンゼルスへ。LAで5年間に渡って演劇と監督術の修行を続けたのち、ダニエル・ボールドウィン出演の長編映画『LAマザーファッカーズ』を監督・主演。

その後、アメリカ国内でMTV等の人気リアリティー番組に出演し、人気ドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」のタダシ役に抜擢されるなど、日本国内メディアに提供する話題には事欠かなかったが、2009年、のちに伝説的なカルト映画となった『ムカデ人間』の主役の座を射止めると、映画の世界的な大ヒットとともに彼自身もブレイク。キタムラ・アキヒロという名前は、一躍世界中の映画ファンに知られるところとなった。

彼の出世作となった『ムカデ~』出演後は、世界中からオファーが集まるも、彼が次なる舞台に選んだのは母国・日本だった。入江悠監督による超人気映画のシリーズ第三弾『SR サイタマノラッパー3-ロードサイドの逃亡者』の極悪ラッパー・MC林道役。

この選択が、彼の俳優として、そして「サバイバー」としての天才的な嗅覚を証明するものであることは、日本国内のコアな映画ファンなら頷けるところであろう。北村の凱旋作品となった同作は、映画ファンから絶大な支持を得るTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」「シネマハスラー」の2012年シネマランキングで第3位に挙げられた。その歯に衣着せぬ超辛口映画批判で知られるライムスター宇多丸を持ってして、「見事な完結編」「フリースタイルのバトルシーンでは世界トップレベル」「3位といいましたがこれは1位なんですよ」「100億点です」と言わしめ、各方面から大絶賛の評価を勝ち取った。さらに同作品は、先日、第22回日本映画プロフェッショナル大賞第1位に選出されたばかり。

そして今年2013年春には、世界を舞台に活躍をする北村に目をつけていたフジテレビのドラマプロデューサー・村瀬健からの直々のコンタクトで、フジテレビ2夜連続のスペシャルドラマ『女信長』に大抜擢され、天海祐希、長澤まさみ、小雪、伊勢谷友介、玉山鉄二、中村獅童、佐藤浩市、西田敏行といった日本テレビ界が誇る錚々たる俳優陣に囲まれて滝川一益役を熱演。遂に、日本のテレビドラマにも出演し、国民を前にお茶の間デビューを果たした。(なお同作品は世界70ヶ国以上に配信されて高い評価を得ている。)

また、アメリカ国内のテレビ番組への出演も続いており、先日はなんとあの大人気ラップグループ「オッドフューチャー」(OFWGKTA)のタイラー・ザ・クリエイターらとの共演を果たしたばかり。現在は、最新出演作である朝倉加葉子監督、キム・コッビ主演のスラッシャーホラー映画『クソすばらしいこの世界』が日本国内で公開を控えている。

[ ジャケット画像コピーライト表記 ] 「ムカデ人間」© 2009 SIX ENTERTAINMENT
「SR …

衝撃の恐怖があなたを襲う日本初スラッシャーホラー映画『クソすばらしいこの世界』- 新鋭女性監督が挑んだ全編ロサンゼルス撮影作品 – 出演 : キム・コッビ、北村昭博 ほか

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衝撃の恐怖があなたを襲う日本初スラッシャーホラー映画『クソすばらしいこの世界』- 新鋭女性監督が挑んだ全編ロサンゼルス撮影作品 – 出演 : キム・コッビ、北村昭博 ほか



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ロッテルダム国際映画祭をはじめ、数々の国際映画祭でグランプリを総なめにした映画『息もできない』(2008年)で、感情を剥き出しにした迫力の演技で存在感を見せた韓国人女優キム・コッピ。彼女を主演に迎え、ロサンゼルスを舞台に描く日本初の本格スラッシャーホラー映画『クソすばらしいこの世界』。監督と脚本を手掛けるのは、本作が長編デビューとなる新鋭女性監督・朝倉加葉子。共演に『ムカデ人間』『SR サイタマノラッパー3-ロードサイドの逃亡者』の北村昭博をはじめ、元AV女優・持田茜から転身して数々の作品で高い評価を得るしじみらが登場。日韓米のアイデンティティが交錯する中、ロサンゼルスの留学生たちのありふれた日常が、次第に、震えが止まらなくなるような怒涛の地獄絵図に変わっていく様を、圧巻の描写力と観客の度肝を抜く仕掛けで見せるこの夏の話題作。

<ストーリー> ロサンゼルスに留学してきた韓国人留学生アジュンは、日本人留学生仲間に誘われてロサンゼルスの片田舎へキャンプにやってくる。しかし彼女は、日本人留学生たちが英語もろくに話せず、酒やドラッグ、セックスに溺れてばかりなことに苛立ちを覚え、冷めた目で見ていた。そこへ、殺人と強盗を繰り返しながら生活を凌ぎ、人種差別的で残虐非道を極めた凶暴性を持つアメリカ人兄弟が現れ、コテージを襲撃。アジュンら外国人留学生たちは、想像を絶する恐ろしい大惨事に巻き込まれていく…。

※下記予告編には目を背けたくなる描写も含まれるため、閲覧には十分ご注意ください。

<監督・脚本> 朝倉加葉子 <キャスト> キム・コッビ 大畠奈菜子 北村昭博 しじみ 甘木ちか 阿部友保 <プロデューサー> 山口幸彦 中林千賀子 モリ・コウ 
<製作年>2013年 <上映時間> 78分 <製作国> 日本 
<製作> キングレコード <配給> ブラウニー 

6月8日(土)より、ポレポレ東中野にて3週間限定レイトショー! 
第七藝術劇場、名古屋シネマテーク他 順次公開予定 

北村昭博インタビューへ続く – 世界中のカルト映画ファンが注目する人気日本人映画俳優 北村昭博 x

世界記録更新の「殺人マシーン」巨大ザメが西海岸沖で確保!- ハンティントンビーチ沖

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世界記録更新の「殺人マシーン」巨大ザメが西海岸沖で確保!- ハンティントンビーチ沖

昨日ハンティントンビーチ沖で巨大ザメ(アオザメ – SHORTFIN MAKO SHARK)が釣り上げられ、世界記録更新が有力視されている。

KTLAによると、この巨大ザメは、15マイル沖で釣り上げられ、体長12フィート(3.6メートル)、体重1300ポンド(544キロ)。釣り上げたフィッシャーマンのジェイソン・ジョンストン(テキサス州)さんは、こう語る。

「オー…まったく信じられないよ。こいつはすげぇ「殺人マシーン」に違いないぜ。オレが一歩でもステップを間違えたら、ボートの外に放り投げられて、今頃海の底だったよ…。」

また、このサメを釣り上げるのに2時間、巻き上げたライン(釣り糸)の長さは400メートル(4分の1マイル)にもなったと説明している。


この「アオザメ」は、引きが強く針にかかると空中にジャンプするのでスポーツフィッシングの対象種となっている。また地中海周辺地域ではステーキなどにして食べられ、非常に美味とされているそうだ。日本では、フカヒレや高級はんぺんの材料として知られており、ジェイソンさんらは死ぬまで高級はんぺんがたくさん食べられることになる。

<関連記事>
ホオジロザメに喰われかけたときの対処法 BEST 3 – ロサンゼルス在住者必見!


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世界中で大絶賛の嵐を呼ぶ ビョーク『バイオフィリア』ツアー in ロサンゼルス レポート – BJORK BIOPHILIA in LOS ANGELES

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世界中で大絶賛の嵐を呼ぶ ビョーク『バイオフィリア』ツアー in ロサンゼルス レポート – BJORK BIOPHILIA in LOS ANGELES


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すでに、ヨーロッパ各国をはじめ、ブエノスアイレス、コスタリカ、メキシコ、モロッコ、ニューヨークなどで開催され、世界中で大きな話題を呼んでいるビョークの『BJORK BIOPHILIA バイオフィリア』ツアー。「テクノロジーと自然」をテーマに、アルバム、スマホアプリ、ウェブサイトやワークショップなどから構成されるマルチメディアプロジェクト『バイオフィリア』の一環として、約2年半に渡って世界ツアーが行われるライブパフォーマンス。

ロサンゼルスでは計4回にわたって行われる公演の初日(6月2日)。会場となっているのはモダンなアールデコ建築が特徴的なハリウッド・パラディウム(4回目のみハリウッドボウル)。7時半のドアオープン前には、立見席チケットの観客らが4ブロック分にもなる長蛇の列を作り、収容人数5,000人程度の会場内は2階席も含めて超満員となった。(携帯電話のカメラを含めて写真撮影は全て禁止。)

今回のライブの一番の特徴は、通常のコンサートステージとは異なり、今回のツアーのために特別に考案された視野360度の円形ステージだ。ステージ中央には、ビョークと18人のコーラスが。四方には、DJ、パーカッショニスト、ハーピストと、カスタムメイドの楽器が配置。ステージの真上には8枚の大型ビデオスクリーンが円状に設置され、曲目に合わせて様々な映像が流される。その円形のステージを、指定席とスタンド席の観客がぐるりと取り囲む形になっている。

午後8時過ぎ、会場の照明が落とされると、男性のナレーションで『バイオフィリア』を紹介するイントロが流れる。そこに、大きなレインボーカラーのウィグを着けたビョークが、女性コーラスを従えてステージに登場すると、会場は絶叫の渦に包まれた。ビョークが纏うオーラは、10年前のコーチェラで見たときよりも、数段パワフルに感じられた。昨年末に声帯ポリープの除去手術を行ったビョークだが、手術の甲斐あってか以前にも増してカラダにも声にも力が漲っているようだった。各メディアで「BJORK IS BACK」と評された『バイオフィリア』のライブに相応しいビョークがそこにいた。

そして、『バイオフィリア』の世界観を表現するために考案された今回のライブは、従来の一般的なコンサートとは異なる全く新しいタイプのパフォーマンスアートを見ているような感覚で、非常にクリエイティブで革新的なものだった。コーラスたちはダンサーの役割も果たしており、曲目に合わせてビョークと一緒に舞台で演じる。曲によってはビョークとコーラスがともに完全に一方向を向いているものもあったが、基本的には、ステージの周辺にコーラスがいて、中央でビョークが動き回って歌うか、ステージ中央にコーラスがいて、周辺をビョークが歩きながら歌うなど、観客の一部にパフォーマンスが偏らないように配慮された演出がなされている。

また、今回のステージにはいくつかのカスタムメイドの楽器が使用されているが、中でも一番の目玉となるのは、MIT(マサチューセッツ工科大学)のラボでデザインされた『グラヴィティハープ』(重力ハープ)とネーミングされた高さ3メートルほどの巨大な振り子型ハープ。14曲目の「MUTUAL CORE」が演奏されると2本の柱に吊るされた4本の振り子が少しずつ揺れ始め、最後の曲である16曲目の「SOLSTICE」に向けて振り子の振れ幅が次第に大きくなっていく。これは振り子が揺れるたびに弦のようなものをつま弾きメロディを奏でる仕掛けになっている。また「GAMELESTE」と名づけられた、オルガンと鉄筋を融合させたような楽器や、ライブ中ベースの役割を果たしている巨大なテスラコイルなどが登場する。


そんなビョークならではの独創的でクリエイティブな演出によって、次に何が起きるか分からないような緊張感や高揚感に終始包まれながら、これまで体験したことのない空間と時間に、胸の鼓動は高鳴りっぱなし。パワフルなサウンドと、まさに圧巻とも言えるビョークのパフォーマンスに酔い痴れる観客たち。その会場に満ち溢れるエネルギーはライブの時間の経過とともに最高潮に達していく。

「ビョークがいる。だから世界は美しい。」かつて雑誌『CUT』がそう彼女を評したが、今回の『バイオフィリア』ライブは、ビョークという地母神のようなアーティストによって、母なる大地のパワーと地球規模の愛が、ライブ会場いっぱいに凝縮されたような不思議なヴァイヴに包まれていた。

16曲目の「ソルスタイス」が終わり、ビョークらが退場すると、会場内はスタンディングオベーション。鳴り止まない拍手は次第に大きくなり、「ビョーク!」コールの大合唱の中、ビョークとコーラス他メンバーが会場に再登場。大歓声の中での「YOU GUYS ARE AMAZING! (みんな最高ね!)」というビョークの言葉に会場がさらに盛り上がる中、アンコールがはじまり、「ポッシブリー・メイビー」「ナチュラ」「ディクレアインディペンデンス」の三曲が披露された。ラストとなった「ディクレア~」は、2008年の東京公演でコソボ独立運動を支持、同年の上海公演では当局との契約を無視してチベット独立を叫び、大きな論争を巻き起こした政治色の強い曲だが、その演奏前に、ビョークは観客全員に起立を促した。演奏がはじまると、「HIGHER! …

映画『MACHETE KILLS』出演者が超豪華。レディガガ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、アントニオ・バンデラス他多数

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映画『MACHETE KILLS』出演者が超豪華。レディガガ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、アントニオ・バンデラス他多数


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クエンティン・タランティーノ監督のバディとも言うべき、ロバート・ロドリゲス監督の最新作『マチェーテ・キルズ – MACHETE KILLS』(2013)の予告編が先日公開された。

本作は、『マチェーテ – MACHETE』(2010)の続編になるが、前作以上に出演者が豪華過ぎて話題になっている。マチェテを演じるダニー・トレホ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲスらのレギュラー陣にくわえて、今回はなんとレディガガが出演。その他にも、ソフィア・ヴァージェラ、アンバー・ハード、アレックサ・ヴェガら今ホットでセクシーな若手女優たちや、チャーリー・シーン、メル・ギブソン、アントニオ・バンデラス、キューバ・グッディング・ジュニア、デミアン・ビチルら大物俳優がズラリ勢揃い。

前作で圧巻の存在感を放ったロバート・デニーロと、全裸の体当たりで観客の度肝を抜く迫真の演技を見せたリンジー・ローハンの出演がなくなったのは残念だが、そのハリウッドの問題娘リンジーに代わって、私生活で警察沙汰を繰り返すハリウッドの問題オヤジ、メル・ギブソンが登場。さらにアメリカ合衆国大統領を、かつてハリウッドいちケンカっ早い暴力男と呼ばれた「永遠のやんちゃ俳優」チャーリー・シーンが演じる。彼のクレジット名が「カルロス・エステベス」になっているのも、いかにもロドリゲス映画らしくて面白い。

ストーリーの背景には、以前ジャパラでもご紹介した「メキシコ麻薬戦争」があるだけに、何が起きるか分からないその緊張感が映画全体を盛り上げる。今回の悪の親玉は、メキシコドラッグ戦争で荒稼ぎをしている億万長者の武器ディーラー、メル・ギブソン。この悪玉が世界中で戦争を起こそうと画策するため、一味を倒すべく、アメリカ合衆国大統領に雇われたのが元警察官ダニー・トレホ演じるマチェーテ。彼が前作を上回る勢いで大暴れ。例によって、善悪入り乱れたド迫力の美女たちも叫び狂い、暴れまくり、撃ちまくり、悩殺シーンで楽しませてくれるわけだ。そこに、これまで声優や画面に映るだけの映画出演はあったものの、女優としてセリフのある役を演じるのは今回が初となり、事実上の女優デビューを果たしたレディ・ガガが、ストーリーにどう絡んでくるのかも見どころのひとつ。


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ホラー映画の世界へようこそ『シャイニングレストラン』- 創業90年老舗ステーキハウス Pacific Dining Car in サンタモニカ

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ホラー映画の世界へようこそ『シャイニングレストラン』- 創業90年老舗ステーキハウス Pacific Dining Car in サンタモニカ









「もうすぐ潰れそうだね…。」

初めてここに来た夜、帰り際に貞子がそう呟いてから、何年が経ったのだろう。今では様々な記憶が詰まっているこの場所。本当は誰かに話してはいけないと言われている穴場的レストランであり、知る人ぞ知る心霊スポットなのですが、今回、諸事情により、ジャパラ読者の皆さんにだけこっそりご紹介。でも絶対に行かないでください。呪われますから…。

そのあまりに不気味な佇まいが、スタンリー・キューブリック監督のカルト的ホラー映画『シャイニング』を思わせることから、気心の知れた友人の間では「シャイニングレストラン」と呼んでいる超老舗高級&老朽化レストラン「パシフィック・ダイニング・カー」(PACIFIC DINING CAR)(以下PDC)。

この店、ロサンゼルスでは珍しい「24時間営業」のステーキハウス。オープンしたのは1921年と非常に古く、なんと4世代にも渡って受け継がれる老舗中の老舗。その歴史を物語るように、レストラン内のすべての鏡がくすみ切っていて、まるで鏡の裏から誰かがこちらを覗いていそうな不気味さを醸し出す。イスのファブリックも、天井から吊るされたシャンデリアも、何もかもが、90年前のオープン当初のままではないかというほどくすんでいる。壁にかけられた肖像画は午前2時になると目が動くという噂も…。蜘蛛の巣が張っていそうなほど古びた店内だが、なぜか、いつ行っても隅々まで手入れが行き届いている。

そして、不思議なことに、いつ何時に行っても、他のお客さんがいない。 それでも、しっかりとクリーニングされた真っ白いテーブルクロスの上には、ピカピカに磨かれたグラスや皿、年季の入った銀製食器が、まるで、予約を入れたまま何十年も来店しない常連客を待っているかのように、整然と並べられている。各テーブルの真ん中には、必ず薔薇の花が一輪ずつ添えられている。昼間は鮮やかな黄色、夜になると淡い桃色の薔薇の花…。

そのテーブルを、あの世から戻ってきた中世の貴族たちが囲みながら談笑している…。あなたには見えないだけなんです。

映画『シャイニング』をご覧になったことがある読者の方なら、映画の舞台となったあの呪われた山荘「THE OVERLOOK HOTEL – オーバールックホテル」「ROOM 237」の惨劇を思い浮かべていただければ間違いない。まさにあの世界が、そのままここにある。

ホラーの世界はこれくらいにして話を現実に戻すと、この高級老舗ステーキハウスPDCですが、ステーキ一枚食べるだけでゆうに$50ドルを越えるほどのお値段。14オンスのフィレミニョンが$51.95ドル、16オンスのリブアイが$48.95ドルといった具合。だから、たいていの若い人たちは、こんなところで食べないで他へ行ってしまう。いつもほとんど客がいないのも、いたとしてもお年寄りばかりなのも、そんな理由だろう。

でも、このレストランには、「ジャパラ」オススメの楽しみ方があります。まず、ここではディナーなんてしない。してもいいんですけど、デート等でもっと雰囲気のいい店で美味しいステーキを食べたいなら、ビバリーヒルズの「MASTRO’S」「CUT」など、他の高級店でここよりリーズナブルで美味しい店はたくさんあります。もしも、ガヤガヤ感が苦手で、この店の様にクラッシーで伝統ある雰囲気を求めるなら、ラシエネガの「MORTON’S」の方が断然オススメです。ここ「パシフィック・ダイニング・カー」(PDC)を楽しむには…

その1.PDCでディナーをしてはいけません。ディナーは済ませてから来てください。
その2.PDCの歴史はリスペクトしつつ、日本のファミレス気分で来てください。